日本酒専門店 さくら酒店
「日本一野菜に合う日本酒」を目指す
控え目な立ち香、軽快なボディと繊細なミネラル感、スッと切れる後口がたまらなく爽快。「辛口」とは辛い酒ではなく「ドライ」ということ。それを教えてくれるお手本のような酒です。品質もさることながらコスパも抜群!
全て群馬県産の限定酒
群馬県の新しい酒米「舞風」と、「群馬2号」という地元酵母を使用した「オール群馬」の限定酒。昔ながらの山廃造り(自然界の微生物が入りやすい環境を酒の中に作り、その厳しい生存競争を生き抜いた酵母だけで発酵させるという伝統的な製法)によって醸されたその味わいは、熟れた苺のような香りが鼻孔をくすぐりつつも口に入れた瞬間に広がる力強い旨みとアクセントの効いた酸が個性的。決して重たくない洗練された爽やかな深みについつい盃が進みます。
山廃純米の後継商品
26BYより山廃造りを全廃し、より締まりのある飲み飽きしない酒質を求めて生酛(きもと)造りへとシフトチェンジ。過去に燗酒コンテスト金賞やIWC銀メダルなどを受賞してきた白隠正宗の顔とも言うべき「山廃純米」の後継商品がこちらの「生酛純米」です。生酛造りとは、自然界の微生物が入りやすい環境を酒の元となる液体中(酒母)に作り、微生物同士の厳しい生存競争を生き抜いた酵母だけで発酵させるという最も伝統的な製法の一つ。こうして育った逞しい酵母が糖分をしっかり食べて完全発酵することにより、雑味の無いドライで切れのある力強い酒が生まれます。柔らかい飲み口から広がる深みのある旨味、だけれども爽やかさすら感じる軽快な後口。相反する性格の味わいが交互に訪れ、心地良い酔いへと誘います。
「幻の酒米」を使用
長野県内のみで栽培され、幻の酒米とも呼ばれている「金紋錦」。近年注目を浴びながらも生産量が少なく、非常に高値で取引されているお米です。その伝統産地である木島平村産の金紋錦を100%用い、酒米の持ち味と北光正宗らしさを追求したのがこの1本。ほのかなパイナップルのような香りと、軽快ながらもボリュームを感じさせるふくよかな旨味、滋味深く複雑なボディが金紋錦らしさを主張しつつも、後味は綺麗にまとまって潔い。
2012年に産声を上げた注目のニュー・スター
昭和51年生まれの6代目社長と昭和50年生まれの杜氏が2012年に立ち上げた岐阜の新ブランド。兵庫県産の特等山田錦を45%まで磨き、厳寒期に小タンクで特別に仕込まれた純米大吟醸を生まれたそのままに瓶詰めした鑑評会出品酒です。たおやかな果実香と甘みが上品で、グラスに注がれた瞬間から漂う気品高さは正に「窮め(きわめ)」と呼ぶにふさわしい風格。
竹雀の代表作
山廃にこだわる竹雀の「顔」ともいうべき代表作。当初のヘヴィーな印象と比べ、圧倒的に切れが増し、洗練されたドライな仕上がりに。独特の香ばしい香りと初々しいフレッシュ感が折り重なって爽快なアタックを生み出し、ボディは線のはっきりとした力強い旨みがありつつも、エッジの効いた酸で切れ上がります。「ドライな竹雀」という新境地を切り開いた1本。